先日実家に帰った時に、自室の押入れから出て来たのは…ホコリをかぶったいにしえのテプラでした。
角を丸くカットしてくれるトリマーが付いていたり、連続印刷や拡大印刷の機能もついていて、おそらく当時の上位機種です。
でもキーがちょっと欠けていたり、テープ送りで異音がする…
リコ
せっかくだから新しいものを買おう。買うならしっかり下調べ。
…というわけで、予算1万円で買える5つの機種を詳しく調べてみました!
もくじ
テプラ種類ありすぎ!いったいどれを買えばいいの?
高機能ながらも古くて重くて大きい実家テプラくんはそのままそっと押入れに残し、さっそくアマゾンや楽天を検索します。
リコ
え…テプラ本体ってこんなに種類あるんだ。
どれにしたらいいんだろう?
キングジムさんの製品サイトを目を皿のようにして眺めること数日、やっと製品の特徴がわかってきました。
本格派長持ち熱転写ラベルのPRO系
業界最多の豊富なラベルを活かせる「テプラ PRO」シリーズ。
オフィス用の高機能タイプと、家庭用に装飾やフォントに特化したホームタイプ、またシンプルな機能とデザインが嬉しいエントリーモデルなどに分かれます。
ラベルの印刷方式は「熱転写式」、ラベルと一緒に巻かれているインクリボンを使ってプリントします。
長持ちなのはもちろんですがマグネットやアイロンプリントラベル、リボンやマスキングテープなど豊富な素材へのプリントが可能です。
リーズナブルな感熱ラベルのLite系
文具屋さんなどで見かけるコンパクトで可愛いテープライター「こはる」や「ひより」。そして最近話題のスマホ対応の「テプラLite」。
調べてみると最大の違いは印刷方式にありました。
Lite系機種の印刷方式は「感熱式」で、ラベルの材質が感熱紙なんですね。
PRO純正ラベルが8m1000〜1500円くらいの価格帯なのに比べて、Liteテープは4m380円。m単価に直してもリーズナブルです。
リコ
ただし印字の保ちは「一般的な室内環境で一年程度」。感熱紙なので直射日光や高温多湿で退色してしまいます。
ノートの名前つけやプレゼントのラッピング、食品の整理や日付表示など、消耗品や短期で入れ替えるものへのラベリングに向いているんですね。
予算は1万円!厳選5機種をじっくり比較
今回の予算は1万円!
予算内でベストなお買い物をするため機種を絞ってじっくり選びました!
※この表では紹介しなかった機能(何段まで印刷できるか/文字サイズが何段階か/どんなワンタッチ機能があるか など)もありますので、一度カタログも確認することをお勧めします!
※今回調べてまとめたのは2019年9月のデータです
使いやすいエントリーモデル【SR170】
オフィスタイプ同様の、ハンドルがあって持ち運びやすい形状。
大きさはそれなりにありますがゴツくなくてスタイリッシュです。立て置きもできるのでかさばりません。
「みんなにやさしく かんたんテプラ」のキャッチコピーが表すように、厳選された機能が揃っています。
価格も実勢5000円前後と手軽!(2019年9月現在)
可愛いフォントは少ないよ
(明朝・ゴシック・てがきの3種類)
「こんなに機能いらない!多すぎる装飾は使いにくい!」と持て余す心配のないシンプル設計
機能てんこ盛り!とにかく可愛い【SR−GL2】
コスメポーチのような見た目と可愛いフォントが豊富なモデル。定価12000円ですが、8〜9000円で販売されています。(2019年9月現在)
おしゃれなテンプレートでのラベル作成や、日付シール印刷、イニシャルマーク作成などとにかく機能が豊富!
フォントも全部で8種類あります。
後述のSR-GL1は漢字フォントが1種類だけだったため、漢字とかな/英数が混在した文章を印刷すると違和感が出てしまいました。
GL2は漢字が3種類に増え、かな/英数の字体になるべく添うものが割り当てられています。違和感が少し解消されますね。
画面も表示行数が多く、見やすいディスプレイです。
しかしずっと気になっていたこのファスナー付きの…ケース…?いいえ、これ本体と一体になっているのです。取れません。
ワンタッチでの開け閉めが出来ないのは、人によっては不便を感じるかもしれません。
女の子ママの名前付けには活躍間違いなし!
ファスナー付きのデザインと開閉の使用感は好みが分かれるところ
開けにくい、めんどくさいの声も多い
元祖ガーリーテプラ 機能は十分!【SR-GL1】
新機種GL2が出たことで若干お求めやすくなっているこちらの機種。
5500〜6500円くらいの価格帯が多かったです。(2019年9月現在)
絵文字もフレームも豊富で、液晶も大きくて見やすい!デザインも、GL2とはまた違った可愛さがあります。
新機種との大きな違いはこのあたりですね。
①漢字フォントの数
②絵文字やフレームの数
→新機種GL2の圧勝
③最大印刷幅
→幅広の18mmテープを使う場合にも、GL1は12mmテープと同じ大きさの文字しか印字できない
④電源
→GL1は充電式電池を利用できない
漢字+かな/英数の混合でラベルを印刷する場合、やはり漢字フォントが一種類だけのGL1では違和感のある仕上がりになってしまいます。
ひらがなのみ、英数のみ、であれば問題なく素敵なラベルが作れるので、使い方によってはほとんど気にならないと言えます。
リコ
可愛らしいコンパクトデザインと充実の機能が、少しだけお手頃に!
漢字フォントの少なさがネックかも
PROシリーズでは一番お手頃!【SR45】
テプラの豊富なPROラベルを、一番リーズナブルで手軽に使えるのがこちら。
漢字フォントは1種類(ゴシック)、かな/英数フォントは3種類(ゴシック・てがき・アンティーク)から選べます。
コンパクトなのに意外と絵文字や記号の数は多く、SR-GL1より豊富なんですね。
ラベルのカットは手動ですが、同じものを大量に作る!ということでなければ問題はなさそう。
ACアダプタは対応していないので電源は必ず電池(乾電池/充電式電池)となります。
最低限の機能でお手頃価格!コンパクトで置き場所に困らない
可愛いフォントは少ないよ
新発売!スマホ専用のテプラLite【LR30】
2019年8月に新発売された最新の話題機種がこちら。
どこにおいても邪魔にならない手のひらサイズのコンパクトさと、アプリで自由自在にラベルの作成ができる点が最大の魅力です!
豊富なテンプレートやフォント、装飾。
アプリで直感的に作れるのは嬉しいです。プレビューもわかりやすい。
カメラロールの画像(子供のお絵かきもラベルにできる!)を使うような、スマホ専用機ならではの楽しみ方もあります。
リコ
最初は断然これが欲しかったんだよね、ミーハーだから
調べているうちに「Lite」シリーズが感熱紙ラベルということを知り、私の場合は再検討となりました。
直感的に操作して豊富な装飾を自在に使える最新機種!
感熱ラベルだから劣化しやすい
長期保存(一年以上)しないなら問題なし?
出たばかりの新機種のためか
専用アプリに不具合あり?様子見をすすめる声も
補足:スマホ対応機種で長持ちラベルを作るなら
スマホからラベル作成できる機種がいい!
でもラベルは長持ちのほうがいい!
…という場合は、他大手メーカーのスマートフォン対応機種も検討してみてはいかがでしょう。
ブラザーのピータッチキューブ、カシオのネームランドイーマ。どちらもテプラのPROシリーズと同じ熱転写方式です。
選ぶときのポイント
今回調べたデータをもとに、私の個人的なおすすめ商品チャートを作ってみました。
お手頃価格で色々な種類をコレクションできる感熱紙ラベル。
長期保存するものに使わないのであれば、
この3つのLiteシリーズも、1万円の予算内で購入可能の魅力的な機種です!
我が家の購入品【SR-GL1】
私は悩みに悩んでガーリーテプラの旧型、SR-GL1の購入を決めました!
・1年以上保管する予定の書類やアルバムに貼る予定である
→スマホ対応は魅力的だけど長持ちのPRO機種に軍配
・可愛いもの大好きな女児がいる
→ガーリータイプの2機種に絞り込み
・店頭で実機を触って使いやすさを確認
→ファスナーは私には合わなかった
まだ購入した別売りのラベルが届いていないので、実際の使用感や作れるラベルについては後日まとめたいと思います。
リコ
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