こんにちは、リコです。
2歳児の心は秋の空より変わりやすい!
「歩いて電車に乗ってお出かけする!カバンも自分で持ちたい!」と意気揚々玄関を出た5分後には地面に突っ伏して「歩けないぃぃ抱っこぉぉぉ!」とカバンを投げつけてきたりします。
リコ
二人目の子供が生まれて数ヶ月、さすがに外出しないわけには行かなくなってきました。
まだ頼りない乳児を抱えてこのコントロール不能な暴れん坊のお出かけ欲求も満たしてあげるのは至難のわざです。
そんな我が家の二人育児に新兵器・バギーボードが加わりました!
バギーボード(ベビーカーステップ)って何?
呼び方は様々ですが簡単に言うと
ベビーカーに後付けして二人目が乗るスペースを作れる便利アイテム!
双子用やきょうだい用の「二人乗りベビーカー」と比べ、
- 導入コストが比較的低い(最安6000円程度から)
- 既存のベビーカーを有効利用できる(3輪にもOK)
- 使わないときの取り外しが容易である
と魅力がいっぱい!
でも実際使ってみるとどうなんだろう?
あんまり使ってる人見かけないかな?
と購入をためらう方も多いと思います。
そんな二人育児の同志たちに少しでも役立てばと、我が家で使ってみた感想を詳細にお伝えします!
二人目を迎えた我が家のベビーカー事情
リコ家にはマイカーがありません。
おでかけ装備は「combi ホワイトレーベル メチャカルハンディα エッグショック」と「エルゴベビーオリジナル」のみ。
みーちゃんは現在2歳半の14kgなのでエルゴの前抱きはすでに重量オーバーです。
メチャカルは36ヶ月15kgまでOKですが、来春の幼稚園入園に向けて(徒歩通園なので)歩ける体力もつけたいところ。
ダンナさん
みーちゃん
リコ
案の定お出かけ先では、歩く歩かないやっぱり歩く、疲れたおんぶして抱っこして…と気まぐれ要求のオンパレード。出かけた先で歩かなくなったらと思うと気が重く、長時間の外出ができないでいました。
そんな日々が一ヶ月ほど続いて、ついに私がギブアップ。
前項で挙げたバギーボードの利点をまとめてダンナさんにプレゼンし、購入許可を得ました!
【導入時のリコ家の状況まとめ】
- 軽量タイプ(4.3kg)の4輪ベビーカー使用
- 普段の移動は徒歩+地下鉄(自家用車なし)
- 購入時点で2歳半14kgと5ヶ月8kgの姉弟
我が家では ラスカル バギーボードを購入!
今回購入したのは「ラスカル バギーボード」
バギーボードにも単純にステップだけのものと、ステップにサドルがついた座れるタイプのものと2種類あります。
座れるタイプだと1.5万以上になり、また「歩くのに慣れさせる」という目的は達成できないと思われることから候補から外れました。
同系商品がいくつかありましたが、購入の決め手は価格の安さとデザインのシンプルさです。
リコ
参考までに最後まで候補に残った日本育児の「ママつれてって!静音」と比較してみましょう。
ラスカル バギーボード | 日本育児 ママつれてって! |
|
---|---|---|
定価(実売価格) ※2018.10.1調べ | 8100円 (5800〜6500円前後) | 10584円 (6500〜7500円前後) |
ステップの大きさ | 幅36.5cm 奥行20cm 高さ14cm | 幅44cm 奥行22cm 高さ16.5cm |
対象年齢・体重 | 〜60ヶ月(5歳) 20kgまで | 1歳半頃〜 30kgまで |
取り付け可能幅 | 25~51cm | 32.5〜43cm |
車輪の数 | 二輪 | 三輪 |
二輪と三輪の違いがいちばん大きいでしょうか。
私個人としては、好みで決めて大丈夫だと思います。
使用できる体重が10kg違うのは大きな差ですが、20kgというと小学1年生の平均ぐらいなのでラスカルで十分幼児期を乗り切れるだろうと判断しました。
あとは取り付けできるベビーカーのサイズですね。
ラスカルの方が幅広く対応しており、「99%のベビーカーに対応」と謳われています。公式の商品詳細に対応一覧表があるので参考にしてください。
いざバギーボードで二人乗り!使用レビュー
実際に取り付けてみて、お散歩に出かけました。
弟の乗るベビーカーをいつも押したがるみーちゃんは大喜び!
ボード自体の重量は1.5kgほど。ボードに子供が載っていない状態なら特に重さは気になりません。誤差誤差。
さすがに2人を乗せると乗員だけで22kgですからぐっと重く感じますね。
歩くときにいつもの歩幅でさっさか足を踏み出すと、足首をしたたかぶつけた上にみーちゃんに「けらないでよぅ(˘・з・˘)」と怒られます…
ハンドルも遠くなるので慣れるまで若干の歩きにくさは否めません。
しかし、ふらふら興味のままにあっちこっち行く2歳児がおとなしく腕の間に収まっている安心感、プライスレス!!!
ごく近所へのおでかけや、大人が複数いて上の子にも対応でき、最初から「使わないな」とわかっている場合はボードだけバチっと外して置いていくことができます。
ベビーカーの脚部にコネクターだけが残る感じですね。
走行中も上の子が調子よく歩いていてボードを使わないときは、ハンドルにつけたベルトに引っ掛けて収納しておくことができます。
地形やシチュエーション別に、実際走行した時の所感をまとめました。
地形 シチュエーション | 使用感 |
---|---|
平地 舗装路 | 走行性に特段変化なし 押す人は歩幅に注意 |
段差 くだり | 重量があるので衝撃は大きい 子供の身長とハンドルの形状によるが顔をぶつけて泣くことがあった |
段差 のぼり | フロントバーやフレームを持って乗り越えるなど工夫が必要 普段意識しない2〜3cmをいつもの調子で乗り越えようとすると上の子に衝撃がかかる |
坂道 くだり | 重量がかかるのでかなり慎重にならないと小走りになってしまう 急坂は降りた方が無難 少し怖い |
坂道 のぼり | とにかく重い 急坂は降りた方が無難 |
方向転換 | 重いが特段不便なし 本体の走行性能に左右される バックは難しくなる |
折り畳み | ボードを広げた状態でないと本体の折り畳みができない 畳んだ後にボードを収納すればコンパクト、かつ自立を損なわない |
エレベーター | よほどの小型でなければそのまま乗り込める 小型のエレベーターだと他のベビーカーとの相乗りは厳しい場合も |
電車の乗降 | 段差や隙間があるので乗降時はボードから降りてもらうのがベター 周囲には申し訳ないが、あちこち手を出したりフラフラしたりしないので、乗車中はボードに乗っていてくれた方が安心かもしれない |
雨の日 | ベビーカーカバー+上の子カッパ+押す人もカッパ で乗り切れる ただし荷物の防水には工夫が必要 |
荷物 | ハンドルフックには小さいものしかかけられなくなる 下のカゴは問題なく使用できる |
みーちゃん
基本的に走行性能はベビーカー本体に拠るところが大きいので、軽量タイプのベビーカーよりはしっかりした作りの安定感のあるタイプに適しているのかな、と思いました。
しかし最初から最後まで乗せて歩くわけではなく、
- どうしても疲れて歩けないとき
- 時間がなくて急ぐとき
- 人混みの中を進むとき
- スーパー店内などあちこち触ってほしくないとき
- 雨でもどうしても外出しなくてはならないとき
など、やむを得ない状況での使用を想定して購入しているので私としては大満足です!
まとめ:こんな人は是非検討を!
実際使ってみて、我が家の状況と上の子の性格的にとても合っている商品でした!行き詰まっていた二人連れおでかけの救世主といってもいいです。
お世話大好き、のりくんのベビーカーを押したくて仕方がないみーちゃんもハンドルに手が届くので嬉しいみたい。
特に気にした様子は見せていませんでしたが、今まで当たり前のように自分が乗っていたベビーカーが、いきなり弟の専用になるのは内心受け入れ難いところもあったでしょう。
自分も乗っていいんだ、疲れても安心できる場所があるんだということでほんの少し安定したような気もします。
ただし!そこは2歳児、やっぱり乗りたくない日もある!
途中で急にジャンプしたくなったり!
飛び降りてお菓子売り場に行きたくなったりもする!
これはいつか終わりが来ることを信じて根気強く言い聞かせ続けるしかなさそうです…
我が家のキラーフレーズは
リコ
子供によっては、最初から断固乗車拒否!というケースもあるようです。
育児グッズ全般に言えることですが最終的には「こどもによる」ですね…
可能であればお近くのベビー用品店などで試乗してから検討できると一番いいと思います。
ベビーザらスやアカチャンホンポで試乗できたというフォロワーさんの声がありました。
そして気をつけるべきは「ベビーカー本体の説明書ではボードの使用を推奨はしていないこと」です。
あくまでメーカー品のベビーカーに合せて作っているもので、ベビーカー自体は基本的に追加のパーツをつけることを前提としては作られていません。
無理な走行をしないよう、安全に配慮して使っていこうと思います。
リコ
- 二人目が生まれてしばらく経ち、二人連れで外出することが増えてきた
- メインの移動手段がベビーカー
- 二人乗りベビーカーを新しく購入するのは予算や置き場所的に厳しい
ハマるととっても便利なバギーボード、ご存知なかった方はこの機会に選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょう。
また、購入を考えている方には少しでもこの使用レポが役に立てば嬉しいです。
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