このはっぱなぁに?
このお花なんていうなまえ?
こっちの草は?
あっちの青い花は?
にゃんこじゃらしにもなまえがあるの?
みーちゃん
リコ
徒歩通園の3歳娘。
毎日往復(スムーズに行けば)30分の道すがら、疑問があふれて止まりません。
聞かれても葉っぱの見分けもつかない私はしどろもどろです。
これからもずっと続く登降園、きちんと疑問を解決してあげたくて新しい本を購入しました!
もくじ
「子どもと一緒に見つける 草花さんぽ図鑑」(永岡書店)
我が家では小学館の図鑑NEOシリーズを少しずつ集めているので、そちらの「植物」または「花」を買おうかとも考えたのですが、やっぱり大きくて重いので手軽に見られないのが難点。
道端の雑草に特化したもので、持ち歩きできるポケット版のものを探しまわり、選んだ本がこちらです。
嬉しいビニールカバー付き
汚れ防止のビニールカバーが初めからかかっていて、外に持ち出す機会が多いのでとても助かりますね。
新書版の大きさなので、幼稚園の送迎用の小さめなトートバッグにも入ります。256ページのボリュームですが軽くて持ちやすいのも嬉しい。
196種の草花が紹介されています。
裏表紙をめくるとスケールが付いていました。
大小のカラー写真と「季節分け」「出会い度」がわかりやすい
こちらが実際のページの一部。
見出しの上の小さな写真には、花や葉の特徴的な部分がアップになったものが使われています。
大きな写真にはすこしカメラを引いた全体像。
春・初夏・夏・秋・冬と季節に別れて掲載されているので、名前がわからなくても今の季節をペラペラめくっていると「あっこれだ!」と見つけやすいですね。
どんな場所に良く生えているか、花の時期はいつ頃か…というポイントともに「出会い度」も5段階で☆がつけられています。
観察のポイントや豆知識もたくさん。
リコ
みーちゃん
※NHKみんなのうた「花さかニャンコ」にハマっています
可愛いイラスト解説で見る草花遊びや花の仕組み
あらいのりこさんの可愛いイラストが、巻頭巻末や季節ごとの導入部分を飾っています。
どんな部分に着目して観察すればいいかのヒントがありますよ。
冬のページには、冬を越えるための姿である「ロゼット」について詳しく解説されています。
ぺたーっと広がっているのは、冷たい風を避けてなるべく多く太陽の光を浴びるためなんですね。
草花で遊ぶアイディア、草花の一生、花のつくり、成長のパターン、種の散らし方など、野の花の観察や「これなーに」の答えに役立つお勉強ページも。
大判の図鑑の解説は詳しいけれどまだ難しいので、子供にも説明しやすいシンプルさが嬉しいです。
道端の草に親しむ図鑑、厳選4冊を紹介
持ち歩いて観察のお供にできるポケット図鑑、お家で子供とゆっくり話しながら読める美しい図鑑、いろいろ調べたのでご紹介します。
好みの一冊に出会えますように!
「散歩が楽しくなる雑草手帳」(東京書籍)
季節ではなく「空き地」「公園」「線路裏」などエリア別に紹介されています。
白背景で押し花風に写真が並んでいるので、摘んで見たときに比較しやすそうです。
ビニールカバー付
248ページ・100種
樹バージョンもあり
「ポケット版 雑草さんぽ手帖」(世界文化社)
草の名前が「撫菜(ナズナ)」や「長実の雛罌粟(ナガミノヒナゲシ)」のように漢字で表記されていて、美しいけどやや大人向けかなという印象。
写真はわかりやすくシンプルなページ構成です。
ビニールカバー付
160ページ・134種
昆虫・木の実などシリーズあり
「草の辞典 野の花・道の草」(雷鳥社)
それぞれの花言葉や、草花にまつわる季語や名言、毒草や薬草についても紹介されています。
飾っておきたいくらいとても綺麗な本で、写真も特徴を捉えた図鑑的なものというよりは草花の雰囲気や美しさを活かしたもの。
持ち歩いて見つけた草を調べる、という用途よりは、お家でゆっくり読みたい本です。
ハードカバー
288ページ・193種
海・空・星・石・花・色などシリーズあり
リコ
「子どもと一緒に覚えたい 道草の名前」(momobook)
写真と、ボタニカルアートでひとつひとつの植物をじっくり掘り下げるタイプの図鑑です。
花、葉、茎、種、生え方、その草花を使った遊びや似た植物まで丁寧に紹介。
こちらも家でゆっくり読みたい・飾りたい美しい本でした。
ハードカバー
144ページ・33種
毒生物・野鳥・貝殻などシリーズあり
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