先日、子育て世代向け「石けんについて」の講演を聴く機会がありました。
小さな子供がいるので、なるべく安全で優しいものを選びたい!
…という方向けのものだったのですが肝心の講演内容は途中で息子がぐずってしまったのであまり聞けずw
お土産にもらった「コネコネマイせっけん」がとっても楽しかったのでご紹介します。
もくじ
意外と大変「せっけん」の作り方
取り扱い注意!油脂と水分と苛性ソーダ
手作り石鹸は、油脂と水分を苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)で中和させて作られます。
香りづけ用の精油やドライハーブも含めた材料があらかじめ計量されているキットなど手軽なものもあるようです。やってみたい。
ボウルや泡立て器などキッチンにある見慣れた道具で作るので「お菓子作りみたいに手軽♡」みたいに紹介されていることもありますが、なかなかそうはいきません。
苛性ソーダは強アルカリ性の劇物!
毒物劇物取締法の対象になっています。なんか突然仰々しいですね。
薬局などで購入できますが住所氏名の記入と印鑑が必要ですし、取り扱いにはかなり注意が必要です。
道具も材質をきちんと選ばないと変質してしまうことも。
リコ
すりおろした無添加せっけんを練り直して作る方法も
苛性ソーダを使う本格的なせっけん作りは、ちょっと難しい…
そんな時は、すりおろしたせっけんを水や牛乳、ハチミツで練り直して粘土のように形を作る方法もあります。
普通に売っている石鹸や、家に余っているものでも作れるので比較的手軽!
私も、中学生の時にハーブの抽出液とか入れてやったことがあります。
ただ、すりおろすのに結構時間と体力がかかるんですよね。手汗でぬるぬるするし。
リコ
そんなのやってられない!という場合はすりおろしてあるものが売っています。便利ですね。料理番組みたい。
ただこちらは少なくても300gとか、1kgとか…たくさん作る方にはいいんですが、ちょっと持て余す量なのがネックです。
特別な準備不要!使い切りサイズが嬉しい「コネコネマイせっけん」
というわけで意外とハードルが高いせっけん作り。
それを、ちょっとした工作気分で楽しめるのが「コネコネマイせっけん」です。
製品の特徴
①環境にやさしい
「合成界面活性剤」などの合成物質を含まないため分解性が早く、川や海への負担が少なくて済みます。
コネコネマイせっけんを使うことで、水質悪化を防ぎ、水環境を守ることにつながります。②肌にやさしい
原料の植物性リサイクル油は高い精製技術によりバージンの油とほぼ変わらない純度に再生されるため、
マイルドで豊かな泡立ちで汚れをさっぱりと落とします。
酸化防止剤(エテド酸塩)無添加、無香料、無着色
参考 オンラインショップ製品ページMOTTAINAI
泡立ちは思いのほかよく、泡切れもいいです。
完成したものを手洗いに使わせていますが、本人がかなりウキウキで手洗いに取り組むようになったので、手作りせっけん様様ですね。
個包装の使い切りサイズ
1個あたり40g。
見た目は普通のせっけんですがふわふわに柔らかくて、袋の上から少し揉むと粘土状にほぐれます。
使う分だけ開封すればいいので、何回かに分けて遊べます。
好きな形に成形して陰干しするだけ!
紙粘土のように軽く柔らかく、すこしぬるぬるする触り心地。
こねこねするだけなので安心して子供と楽しめます。
(「3歳未満には与えないでください」との注意書きあり)
1cmくらいに伸ばしてクッキーの型で抜いてみます。
失敗しても練り直して何回でもやり直しOK!
型抜きするには足りない余りはまんまるに手で成形して…
こんな感じ!これで2袋分です。
2〜3日陰干しして乾燥させたら、普通の石鹸として使えます!
リコ
ママもみーちゃんが作ったお花のせっけん、使ってもいいよ?
ねぇ、うれしい?ありがとうは??
みーちゃん
リコ
せっけんについて調べるなら
「石鹸百科」は、せっけんはもちろん、重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダなどのいわゆる「ナチュラルウォッシュ」についての情報が満載です。
お掃除にどう活かせばいいかというヒントもたくさんあるのでお世話になってますよ(*⁰▿⁰*)
私は住居用も洗濯用も、市販の洗剤をあまり気にせず使っていますが、こんな意識低めの理由でナチュラルウォッシュも取り入れています。
種類が多すぎてストック管理が面倒
→クエン酸と重曹で家中わりとなんとかなる
→大容量で安い
市販の洗剤の匂いが強いのが気になる
→無香料
せっけんやナチュラルウォッシュを推奨しているサイトを読んだり講演を聞いたりすると「合成洗剤は悪!」「子供のためには無添加で優しいものを選ぶのが親の義務!」とわりと強めの論調の場合も多いので、付き合い方がちょっと難しいなと個人的には感じます。
もちろん環境のためにも子供のためにも優しいものを選ぶのが一番ですが、値段や利便性もありますから…
リコ
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