こんにちは、リコです。
フルタイム被雇用者×専業主婦の我が家が、のりくんの出産のために期間限定で保育園を利用した体験談をお送りしています。
前回の記事(専業主婦家庭で出産を理由に保育園利用した話①導入編)にて保育園の出願を決めた我が家。
願書受付開始までの1ヶ月弱、慌ただしく近隣の園を見学して回ることになりました。
今回は②見学編!
※保育園の利用については自治体それぞれで定めがあります。私の体験談は宮城県仙台市の2018年度のものですので、お住いの自治体の最新の情報を確認してくださいね。
仙台市の保育園利用に関しては【こちら】
保育園見学の予約!いつ電話をかける?
保育園見学は基本的に予約必須。
口下手でコミュ障を自負する私は事前に何度も何度も脳内シミュレーションしないと電話がかけられません( ;´Д`)
でも相手は、もしも入園することができればお世話になるかもしれない園や先生。なるべくいい印象を持って欲しい…
選考は自治体がするから心証は関係ないんですけどね。
リコ
保育園への電話っていつしたら迷惑かからないのかな?
保育士の友人や「困った時のツイッター」から得た情報によると
- 10時〜11時ごろ:クラスごとの活動の時間
- 13時〜14時ごろ:お昼寝の時間
は比較的先生たちの手が空いていて対応しやすいとのこと。
実際、我が家が入園したA園ではクラス活動は9:30〜11:00、お昼寝は13:00〜15:00だったので、この目安時間帯にぴったり入っていました。
園によってスケジュールは違うと思うので断言はできませんが、朝一番は園児の受け入れ、お昼は給食の提供、午後15時以降はおやつの提供やお迎え対応などがあることを考えると妥当な感じです。
園のホームページなどにスケジュールなどが記載されている場合もありますので、確認してみるのもいいですね。
「〇〇日はどうでしょう?」と言われた時にすぐに確認できるよう、予定を書き出したカレンダーを片手に電話をかけました。
リコ
「見学希望です」と伝えた後に電話口で確認されたことを纏めると概ね以下の通りです。
- 子の年齢(生年月日)
- 住所(地区名程度)
- 連絡先(携帯)
- 当日の交通手段(駐車場やベビーカー置き場がない場合もある)
- 入所の希望日(来年度入園?途中入園?)
- 見学の希望日
- 当日訪問する人(母子、母のみ、同行者の有無)
- 持ち物(上履きが必要かどうかなど)
保育園見学の前にはチェックリストを作ろう
そしていざ見学に行く時にも、あらかじめ聞きたいことをリストアップしておくと安心!
ほとんどの場合子供も同行して見学に行くと思いますが、場所見知りなんかで突然泣き出してしまうと、気持ちが焦って何を聞こうと思っていたのか頭から飛んでしまったりしますよね。
また、集団での見学になって全体に向けての説明がある場合もそこで説明された内容を項目に沿ってメモしておけます。最後の質問タイムに漏れなく訊けるように、事前にわかっている内容は埋めておくと楽でした。
リストはネット検索やツイッターの育児アカウントで収集した意見を参考に。
私の場合は同学年のワーママさんはほとんど昨年度に保活を終えているので実体験からとても参考になる話が聞けました。
リコ
- 希望クラスの定員は何人か、持ち上がりの子は何人いるか
- 自治体の定める保育料以外にかかる費用と納入方法
- 延長を含めた保育時間は何時から何時までか
- 延長保育の料金
- 延長保育は登録制か、単発利用OKか
- 慣らし保育の方針や期間
- お迎え要請の基準
- 投薬の可否
- 園庭の有無、広さ、安全性
- おむつについて(紙or布?持ち帰りor処分?)
- 給食やおやつの内容(アレルギーへの対応も要確認)
- 親以外の送迎(祖父母やシッターなど)の取り扱い
- 毎日の持参品、保護者が登園時にすること
- 駐車場の有無やベビーカーの置き場所があるか
- 保護者参加必須の行事の回数や時期
- 寝具は各自購入かレンタルか
- 持ち物に規格や手作り指定があるか
- セキュリティ面(脱走防止や不審者対策は?)
- 災害時の対応(避難場所や避難訓練は?)
我が家は2歳クラスへの入園だったので気にしませんでしたが、0歳〜1歳の場合は以下を確認したほうがいいと言われていました。参考までに。
- 冷凍母乳への対応
- 離乳食への対応
- SIDS対策はされているか
また途中退園が決まっている我が家の場合、準備品で使い回しの効かない指定購入品が多いとちょっと困るなぁと思っていました。
そのため見学時には在園児さんや先生の様子、施設の雰囲気や清潔さのほか、在園児さんの持ち物もチラチラチェックしていましたよ。
リコ
リコ
リコ
「入園できたら御の字」だったのが、いざ見学し始めるとあれもこれも気になるものです。
3つの園を見学しましたがそのうち2つでみーちゃんは場所見知りでグズグズ&イヤイヤ発動。
同時に見学した0歳児さんたちが泣いてるのは「ふにゃーん!」くらいで可愛かったんですが、パワー系のもうすぐ2歳児を押さえつけながら聞くのはなかなか骨が折れました。
そんな時も落ち着いて対応するために、事前に知りたいことをまとめておくことを強くお勧めします!
思わぬダメージ!園長さんから言われた言葉
保育園見学のことを思い返すと、どうしても思い出すのは小規模B園の園長さんと話した時のことです。
50〜60代くらいでしょうか、実母よりちょっと年上かなくらいの年代の女性。
とても明るい調子であれこれ説明してくれて、緊張した様子の娘にもよく声をかけてくれました。
しかし話が出願の理由になった時…
園長
リコ
園長
ゴッと心臓のあたりで鈍い音がした気がしました。
わかってるわい。
「私たちの頃はね…」
それ、どのくらい前の話ですか。
同居だったんでしょうか、ご実家がお近くだったんでしょうか。
核家族化してる今の子育て世代の現状を毎日見ているんじゃないんですか。
「心配しすぎ、甘えすぎよ〜!」
妊娠も出産も産後の経過も十人十色。
いつ何がどうなるかなんてわからないし、確かに心配しすぎかもしれないけど、上の子のためにもできることをしたいと思うのは悪いことでしょうか?
「上の子見ながらなんて皆がやってることでしょ」
皆って誰ですか。
確かにこなしてる人もたくさんいるでしょう。
でも、その「皆」だって不安でいっぱいだったと思います。
妊娠初期の段階で既に数回不正出血があり、切迫とまではいかないまでも、上の子の時にはなかった安静指示も受け私はかなりナーバスになっていました。
「若いんだから…」
そうでもないです。
体力面は常に不安です。
「ママがしっかりしなきゃ」
「子供が」
「かわいそう」
リコ
私今、何を言われているの?
保育園の見学にきたんだよね…
なんで思いっきりメンタル殴られてるんだろう?
頭が真っ白になって、その場では何も言い返せず、淡々と質問してメモを取りました。
出産で、と言った時の彼女の苦笑が忘れられません。
考えすぎ・大袈裟に取りすぎと思われるかもしれませんが、その時の私には「そんな甘い理由でこの競争率の中、保育園に受かるわけないじゃない」と言われたように感じました。
帰宅してからボロボロと涙が溢れて止まらず、みーちゃんにもダンナさんにも心配されました。
こんなこと言う人がいるところ、私が行きたくない!
そう思ったけれど、それだけの理由でたった3つの候補をリストから外すわけにもいかず、悩みに悩んでそっと志望順位を下げました。
実際仙台以上の激戦区(都内とか)ではきっと「出産での利用は甘え」「手が欲しいなら里帰りすればいい」「枠が減る」となってしまうんでしょうね。
でも、利用できる制度があるなら出願することは悪いことではなくて。
誰だって大変で、誰だって必死で。
自分たちの生活や、今腕に抱く子供、お腹にいる子供にとって何が最善なのかをずっと考え続けている。
助けを必要とする人が、余計な気を使わずに、素直に制度の助けを借りれるようになればいいのにな。
思い出すだに後味の悪い②見学編を経て、11月に出願。
結果がわかるのは年明け1月のことになります。そわそわ。
続いて③入園準備編、④園生活編をお送りします!
これからのおはなし


これまでのおはなし

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