思い返せば2年前、娘の1歳の誕生日を迎えるころ。
「ねぇ、餅はやるの?あんたはヒョイっと立ったよねぇ」
と実家の母から言われたのが私と一升餅の出会いでした。
リコ
いや、ずっと前に出会ってはいたのです。思い出せないだけで。
さながら遠くに引っ越してしまい記憶の片隅に追いやられた幼馴染のような…
なんのこっちゃ。
母になってから、今まで知らなかった年中行事や伝統のお祝いなんかに触れる機会が増えました。
リコ
ともあれ、自分もかつてやったという「一升餅」、子供達の1歳のお祝いにも用意しました。
もくじ
「一生」しあわせに!「一升餅」で祝う1歳の誕生日
一升餅の由来と意味
一升餅は一升(約1.8kg)のもち米をお餅にしたものなので、だいたい2kg程度になります。
今の食生活ではあまりピンとこないかもしれませんが、お餅はお祝いの席には欠かせない「ハレ」の食べ物のひとつ。
「一升」に「一生」をかけて、「一生健康で過ごせますように」「一生食べ物に困りませんように」との願いが込められています。
地域によって「背負い餅」「踏み餅」「転ばせ餅」「ぶつけ餅」など色々なバリエーションがあるようです。
リコ
両実家から離れた自宅で、私たち家族だけでやったので特に地域の風習の確認はしませんでしたが…
トラブルを避けるためにも義実家・実家の慣習を調べておくのがいいかもしれません。
祖父母と一緒にお祝いする場合ならなおさら。
せっかくのお祝いでモヤモヤを残したくないですもんね。
風呂敷に包んで背負わせるのが元々の形のようですが、より背負いやすい赤ちゃん用のリュックなどが人気です。
一歳のお祝いのプレゼントに、名前入りのものを選ぶのも素敵ですね!
現代の一升○○
餅、2kgも食べられないよ…
という方もいますよね。
お正月くらいしか食べない…という方も多いのではないでしょうか。
我が家は皆お餅大好きなので迷わず餅にしましたが、近年は色んな「一升〇〇」があるみたいです。
これも新しい風潮なので、祖父母とのお祝いの席では根回ししておいた方が平和にいきそう。
一升米
日常の食事で消費しやすく、お裾分けにも便利な米!
紅白米で準備してくれるところや、赤飯が炊けるように小豆やもち米などが入ったセットも見かけました。
お米なら、離乳食にも使えるのでお祝いした後本人も一緒に食べられますね!
一升パン
パン…パン⁉︎と驚きましたが何やら粉糖で名入れステンシルされていておしゃれです。映えです。
パン好きの方は検討してみるのもいいですね。
フランスパンなので、赤ちゃん本人はそのまま食べるのは少し硬いかもしれませんが、フレンチトーストなどにしてあげると喜びそうです。
「おぢか屋」の一升餅お祝いセット
一升餅 セット グルメ大賞 2年連続受賞!小分けも選べお祝いに必要な物が全て揃う(全8種) 書道有段者による名前入り一升餅
(楽天市場店)
今回我が家が用意したのは、みーちゃんの1歳のお祝いでもお世話になった「おぢか屋」さんの一升餅お祝いセット!
地元の和菓子店などでも一升餅を取り扱っているところはいくつかありました。
が、ホームページなどを見ても価格や詳細がよくわからない場合が多く、また車がないので子連れで2kgの餅を取りに行くのも億劫で…
結局今回も通販を利用することに決めました。
◎2個で一升餅・6個で一升餅など組み合わせが選べてお裾分けや保存に便利
◎あれこれ準備しなくてもとりあえずOKなお祝いセット
◎美味しい(重要)
どんなセット内容だったかご紹介します。
オリジナル掛け紙はデザインが可愛い
外箱にはお祝いの掛け紙がかかっています。
ラベルなどにも共通のデザインなんですが、フォントが可愛い!
お餅の大きさは組み合わせ自在
我が家が頼んだのは「4個で一升餅」セットです。
リコ
お裾分けもちゃんとパウチされたものの方が貰う側も気持ちいいよね。
半升ぶんの大きなお餅(900g)には手書きの名前が。
それをさらに三分割したお餅(1個300g)には印刷の名入りラベルがかかっています。
様々な組み合わせから選べますが、大きく分けると6パターン。
①まるごと1個で一升餅
②2個で一升餅(900g×2)
③4個で一升餅(900g+300g×3)
④6個で一升餅(300g×6)
⑤半升と小分け餅(900g+60g×15)
⑥小分け餅(60g×30)
それぞれのパターンで色や形、名入れの文面を選べるのでかなり自由度が高いですね。
半升餅はハート型のものもあって可愛いです。
最初に利用した時は保存とお裾分けを考えて④の6個で一升餅セットにしましたが、やっぱりドーーーンと名前が入ったものもいいなと思い今回は③に。
文字は有段者の手でひとつひとつ丁寧に入れてもらえます。
背負う前に齧られたので真空パックに歯型が…
「お祝いセット」があればとりあえずの準備はOK!
選び取りカード
お祝い台紙(カードを差し込めます)
ガーランド
布リュック
甘さ控えめ特製きな粉
お祝いの手引き
これがお餅と一緒に届きます。
シンプルで可愛い7種の選び取りカードと、紅白の配色の究極シンプルな背負い袋が付属しています。
選び取りカードもリュックもこだわって用意される方が多いと思いますが、あれこれゆっくり準備できない場合もこれがあれば安心。
お餅の届いた箱をそのままお祝い会場に持って行くだけで背負い餅と選び取りのセレモニーができますね。
手引書にはお祝いの手順はもちろん、お餅を美味しく調理・保存するためのポイントが細かく書かれています。
切り分けるためにレンジで温める目安時間が、お餅の大きさごとに書かれているのが助かりました!
作りたての美味しさを届ける「冷蔵便」のこだわり
全部その場で配ったり食べたり、というのも難しいので、どうしても一度は冷凍することになる…
だからこそ最初に届く時は風味を損なわないよう冷蔵で、というのがこだわりのようです。
レンジで一旦柔らかくして、消しゴムくらいの硬さで切り分けます。
魚焼きグリルでこんがりぷっくり焼いて…
付属のきな粉で1回。おしるこで2回。みたらしで1回。くるみあんで1回!
まだ3回分くらい残っています。お裾分けもしたんだけどな。
今年はお正月にケチってやっっすい餅米粉の切り餅を買っていたこともあり、ひときわ美味しく感じました。本当に美味しい。
餅なのでお祝いされる本人が食べられないのが申し訳ないですが、お祝いのお餅を「のりくんのお餅いただきます!」と家族で囲むのも嬉しいものです。
今まであまり意識していなかった昔ながらの伝統や行事に目が向くのは本当に楽しいですね。
これからも、季節の伝統的な行事はどんどん取り入れていきたいと思います。
子供たちが「一生」しあわせに暮らしてくれますように!
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