2018年11月頃に我が家がFP(ファイナンシャルプランナー)さんへの無料相談をした時の事をお話ししようと思います。
その家族に必要な保証は、ライフステージが変わるごとに変化します。
単身の場合、結婚した場合、子供が生まれた場合、家を買った場合…
我が家の場合は第二子・のりくんが誕生したのが大きなきっかけですね。
もちろん、保険料を見直して赤字家計から脱却したいためもあります。
保険料が少しでも安くならないかな?
子供の学費、どう積み立てるのがいいかな?
昔加入した保険、保証内容に過不足はないかな?
同じような状況にある方、プロに相談してみたいけど…と悩んでいる方の参考になれば幸いです。
今回は相談内容のまとめ!
もくじ
我が家の4つの見直しポイント
我が家では、この4点を見直すためFPさんに依頼しました。
保険料の改定で、現在の保険料が安くならないか?
医療がん保険はどんどん新商品が出るが現在の商品で大丈夫か?
学費の準備のために使える保険商品はないか?
現状の家計収支と保険料のバランスは適正か?
保険料の基準が改定!保険料は安くできる?
保険会社が保険料を決める基準の1つである「標準生命表」というものがあります。
年齢別の死亡率や平均余命(◯歳の人があと何年生きるか)をまとめた表なんですが、これが2018年4月に改定されました。
改定はなんと11年ぶり!
平均寿命が伸び、死亡率が下がりました。
平均寿命がのびたことによって、保険会社が支払いのために準備するお金が少なくて済み、結果的に加入者から徴収する保険料も安くすることができるのです。
リコ
ちょうど4月に出産があってバタバタしたので先送りになっちゃったけど…
この改定で保険料は下がりますが、それは新たに加入する場合のみ。
既存の契約の保険料が自動的に下がるわけではありません。
2018年4月以前に加入したものなら、保険の乗り換えによって同等の保証をより安い保険料で準備できる可能性があります。
ダンナさんの「収入保障保険」を見直し
医療がん保険はどんどん新商品が出る
医療保険・がん保険の新商品は「後出しジャンケン」に例えられます。
他社よりよりカバー内容が充実したものを…
同じ保障内容ならより安いものを…
もちろん後発のものが必ずしも優れているわけではないと思いますが。
保証の対象となる病気も実情に合わせて変わっていたり、先進医療に対する保証も年々変化しています。
今の保険、内容に足りないところはないかな?
また、当時私とダンナさんは、医療保険をA社・がん保険をB社でそれぞれ契約していました。
保証内容を見直すと同時にこの複数契約の一本化も相談したかったんです。
夫婦の「医療保険」「がん保険」の内容を見直し、一本化も検討
リコ
学費の準備、どう備えるのがいい?
郵便局でも子供の口座を作ったときに学資保険の勧誘をされましたが、現在返戻率は元本割れの状態…
いつもはグイグイくる窓口のお姉さんも心なしか弱気でした。
そもそも「学資保険」タイプ自体の戻り率がかなり悪くなっていて、いま一番返戻率が高く人気のソニー生命でも104%〜108%程度のようです。
参考 2019年学資保険ランキング7社比較保険の裏ワザ.com
第一子みーちゃんの時は、15年間年払いで積み立てるタイプの終身保険を学資保険の代わりに契約。
契約した3年前は15年で約107%、18歳の大学進学まで寝かせれば約111%くらいの返戻率でした。
しかし調べてみると現在その保険、最低保証が年1.5%から0.6%に改定されている…
もうどこもかしこもマイナス金利の影響が。
リコ
ダンナさん
リコ
円預金ね「ほぼ増えないけど減らない」のがメリットに感じるじゃん…?
「運用せずに(ほぼ)同じ金額で持っておく」っていうのは、物価が上がったとき相対的に預金の価値が下がってしまうリスクもあるんだよ。
んもぉぉぉ家族にすらうまく説明できない!
産後脳と幼児としか喋ってないから起こる語彙力の低下!!
とにかく、現在では学費をどのように準備するのが主流なのか。
既存の商品のメリットやデメリットはどうか。
ここをプロにしっかり説明してもらおうと思いました。
第二子の学費、準備する額と方法を相談
家計の収支と保険料の関係は適正?
これもまたプロのご意見を仰ぎたい必須項目!
私はFPの横山光昭さんの「家計の黄金比率」を参考に見直しを進めていました。
これによると小さな子供のいる夫婦の家計での保険料の目安は手取り収入の6%、貯蓄の目安は12%…ふむ…
貯蓄性保険(個人年金保険など)を保険料に含めるのか、それとも貯蓄とみなすのかで割合は随分違って見えるとは思いますけどね。
横山さんの著書は新社会人の頃にあれこれ読み漁ったうちの一冊で、「黄金比率」のほか「支出を『消費・浪費・投資』に分類する」方法も参考にしています。
リコ
自分で家計簿とにらめっこしていても、つい甘くなってしまって気付かない部分ってあるかもしれないですよね。
家計と保険料のバランスについてアドバイスをもらいたい
「みんなの生命保険アドバイザー」を利用
今回我が家では、ネット経由で気軽にFPを探せる「みんなの生命保険アドバイザー」というサイトを利用しました。
「現在の保険加入状況」「家族構成」「相談したいポイント」などの事前質問をフォームに入力すると、電話での意向確認などを経て、すぐに住んでいる地域の独立系FPを紹介してくれます。
独立系FPに相談するのがおすすめの理由
以前にも、大手保険会社系のFPさんに相談したことがあります。
いわゆる「企業系FP」ですね。
保険会社や銀行等に在籍していて、保険を提案する場合も当然ながら自社の商品(銀行なら自行で取り扱っている商品)の中から提案します。
選択できる保険商品の幅には限界がありますし、やっぱり営業ノルマがあるので人によっては「セールスが強いな…」と感じることも。
対して「独立系FP」は、個人や事務所で相談業務を主に行います。
最大の強みは、特定の保険会社に偏らず、いろんな会社の保険を中立の立場から見てお勧めしてもらえること。
特定の会社に偏らないから気兼ねなく保険の乗り換えも相談できます。
無理な勧誘一切なし。不安があれば「チェンジ」も可
相談したからといって、必ずしも最後に保険に加入しなければいけないというわけではありません。
よく検討した結果、今回は見送り…という判断ももちろんOKです。
「みんなの生命保険アドバイザー」では「ストップコール」という制度があり、万一望まない勧誘をされた場合や、担当FPの提案内容や話の進め方に不安を感じた場合は別のFPを探してもらうことができます。
(※地域によっては再マッチングが難しい場合もあるようです)
お金の相談はとてもデリケート。
信頼していなければ、家族のことや将来のこと、自分たちのライフプランを安心して相談できないですよね。
もし「この人合わないな…相談続けたくないな…」と感じても、本人に他の人と代わってくださいとは言いにくい。
間に「みんなの〜」が入るため、チェンジ!と思った時も気軽に相談できます。
乳幼児連れでは窓口で長時間話を聞けない…訪問相談のメリット
・自宅で全ての相談・手続きができる
・何度でも再訪問してくれる
・乳幼児の場所見知りを心配しなくていい
・書類やハンコの忘れ物で出直す心配もない
・配偶者の在宅時間に合わせて夕方や土日にも対応してくれた
「ほけんの窓口」なども有名ですし、最近ではキッズスペースや授乳室を用意している店舗が多いですね。
ただ、設備が整っているとしてもやっぱり乳幼児を連れて出かけて長時間(最低でも1時間はかかります)話を聞くのは難しいもの。
連れて出かけて、あやしてなだめて話を聞いて、また連れて帰らなきゃいけません。しんどい。
なので私は「訪問相談」を選びました。
人を家にあげるのにやっぱり抵抗がありますし、部屋を片付けなくっちゃ…と事前に気にしたり。こちらにもまた別のしんどさがありますが。
子供をいつもの環境で遊ばせている間に話を聞けるのは大きいです。
自宅なら書類も全て揃っているので、忘れ物して子連れで出直し…なんていう手間もなし。
あまりにも子供達の機嫌が悪く、話どころじゃなかった時は一回延期して再訪問してもらったこともあります。
子供の人見知りは店舗型でも訪問型でもどっちにしろ発動するので、まだ自宅の方がマシと判断しました。
あちこち出歩くのに不安がある妊婦さんにもオススメ!
叶うかは居住地とその地域の事務所に在籍しているFPさんにもよりますが「できれば女性を」などマッチングに希望をだすことも可能です。
気になる見直しの結果は次回!
保険料は結局どうなったのか?
学費はどう積み立てる?
家計のバランスは?
長くなりましたので、相談までの流れを中編、相談結果を後編に分けてお話しします!


リコ
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