こんにちは、リコです。
なんだか大人のほうが楽しくなってきた絵本再現レシピ。
みーちゃんも、こんどはなにつくる?とそわそわしているので、子供たちの寝静まった後に本棚の絵本を物色する母です。
今回はパンに挑戦しますよ!
林明子さん「こんとあき」の「あげどんべんとう」はこちら

真珠まりこさん「おべんとうバス」のランチプレートはこちら

もくじ
子供たちの一生懸命さが愛しい「どんぐりむらのぱんやさん」
なかやみわさんの「どんぐりむら」シリーズ。
この本ではタイトル通り、パン屋さんの親子が活躍します。
新商品がどんどん出るのが人気のパン屋さん。
でも、今回はなかなかこれだ!という新しいパンが出来ずスランプです。
悩んだお父さんは、保育園に通うふたりの子供たちに、遊園地に行く約束を延期してほしいと頼みます。
楽しみにしていたふたりはショックでわんわん大泣き。
「自分たちが新しいパンを作れば遊園地に行けるようになるのでは?」
そう考えたふたりは、両親が寝静まった後の工房で奮闘するのですが…
両親の仕事を手伝おうとする こっぺ と くっぺ が可愛らしくて、娘も大好きな絵本です。
今回作るのは、ふたりの頑張りからヒントを得たお父さんが思いついた「どんぐりパン」!
どんぐりパンとは??
これを見ると…
①ぐるぐる巻いた生地の上に栗の甘煮を乗せたパン
②ミルク生地にクルミを包んでゴマをまぶしたパン
リコ
まず、いちから生地をこねたりする余裕はないのでホームベーカリーにお世話になります。
なんとなく①はデニッシュパン生地、②はバターロールなどの牛乳やバター、卵がたっぷり入った菓子パン生地…のように感じるのですが。
そこまで再現できない!(即断)
あまりこってりさせたくないのと、生地を複数準備したくないのとで、「いつもの食パン生地」を使うことにしました。
次に中味やトッピング。
絵を見ると、上に乗せている栗は甘露煮では無さそう…渋皮煮かな?
そこまで作れないので「むき甘栗」!どーん!
くるみは家にあるけどそのまま入れても味気ないよなぁ。くるみ餡かなぁ。
スーパーでは使いやすい量の白餡が売っていなかったので、いつでも買える「煮豆(白花豆)」!どーん!
これをマッシュして砕いたくるみと混ぜ合わせます。簡易くるみ餡〜!
リコ
いざこねこね!待ちが多いパン作りは2歳児には難しかった…
材料
食パン生地(ホームベーカリーで1時間)
強力粉250g
水180ml
バター10g
砂糖大さじ1
塩小さじ1
スキムミルク6g
ドライイースト3g
こちらはホームベーカリーにお任せ!
一次発酵を終えるところまでやってくれるので、取り出したら切り分け→ベンチタイム→成形→二次発酵→焼き、です。
機械が仕事をしている間に、中の餡などを用意しますよ。
ドリール(艶出し用)卵黄1個
白炒りごま 適量
むき甘栗 6個(残りは発酵中に食べられましたw)
くるみ20g 細かく砕く
白花豆の煮豆1袋 皮ごとフォークで潰す
煮豆、いいアイディアじゃん!と見切り発車で試してみたはいいものの、味はどうかとちょっと心配だったんですが…
試食してみるとびっくり!ちゃんと白餡っぽい。
ほのかな塩気もいい感じです。これダンナさんにめちゃくちゃ好評でした。
say name=”みーちゃん” img=”http://goldenchaindays.com/wp-content/uploads/2019/08/ACDCA399-2872-4204-97F9-D9EA4DCE9EC6.png” from=”right”]よいしょっ、よいしょっ!たべていい?よいしょっ!…もういっこたべていい?[/say]
妖怪味見わらしが出たので、1袋って書いたけどだいぶ少ないかも…
生地の成形!粘土気分でわくわく参加
まずはくるみ餡を6分割して、コロコロお団子にしてもらう作業。
白玉をしょっちゅう作るので手慣れたもんです。
みーちゃん
リコ
生地の成形の時は、あらかじめ少し小さめの生地を2つほど分けておいて、そちらを好きにこねてもらいます。
左のシートの右端の小さいのがそれですね。
「自分でもこねこねしたい!」をかなえている間に手早く作りますヽ(・д・;)ノ=3=3=3
①のパンは細長くした生地をねじりながら、ペロペロキャンディーのようにぐるぐる巻きに並べていきます。
これデニッシュだったら綺麗だろうな〜
②のパンは丸めた餡を真ん中に入れ、二次発酵で崩れてしまうとは思いつつちょっと高さを出して形を整えてみました。
室温が足りなそうなので、ポリ袋を被せて中にお湯の入ったマグカップを入れます。
リコ
仕上げ〜焼成!トッピングは2歳児大活躍
待つこと30分ほど…
待ち時間は、残った甘栗を食べながら「どんぐりむらのぱんやさん」を読みました。
失敗作のおばけパンを作りたがるので、うちのオーブンではこんなに大きいの焼けないよ、と説得するのに骨が折れましたw
いい感じに膨らんできたところで仕上げに移ります。
ドリールを塗って甘栗をポン!
みーちゃん
リコ
こっちにはゴマをパラパラ〜
リコ
小皿に入れていたの全部ぶちまけられました( ;∀;)
よくあること…よくあること…
予熱しておいたオーブンでブンすること200℃15分!
最初のうちはターンテーブルが回るのを嬉々として見ているんですが、流石に15分は待てない。しまじろう見る!とキッチンから出ていきました。
リコ
私はのりくんをおんぶして、焼けるのを待ちながら使ったボウルなどを洗い作業台を片付けます。
こんがりつやっつや〜
普段ドリールを塗ったパンはあまり作らないので新鮮!
みーちゃん
リコ
ついに完成!気になる再現度は?
ふたつの ぱんを くっつけて
できた!そのなも どんぐりぱん!
リコ
②のあんぱんがやっぱりただの丸パンになってしまい、焼き色も全体に入っていないためどんぐりっぽさがない…
そして薄々予想はしてたけど、ねじねじした①のパンも発酵で模様が消えてる〜
簡単に「ふたつの ぱんを くっつけて」って書いてあったけど、そもそもどうやってくっつけてるんだろう。
くっつくわけがないので、お皿に出すときだけ爪楊枝を真ん中に刺して固定しましたw
リコ
でも味はバッチリ!特に焼きたてはたまらないフワフワ感でした〜!
甘栗もホクホク、餡はくるみのサクサクがアクセントで、甘さも控えめ。
いくらでも食べられそう。
みーちゃん
再現度はイマイチでしたが、手軽な材料で作った割には美味しく・楽しく出来上がったので満足です!
ちなみに2歳児は、自分でこねくり回した謎のパンを一番喜んで食べましたwだ〜よ〜ね〜
おそまつさまでした!
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ガチすぎてこっちは再現できる気がしない!
パン屋さんに駆け込みたくなる一冊です。
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