こんにちは、リコです。
フルタイム被雇用者×専業主婦の我が家が、第二子のりくんの出産のために期間限定で保育園を利用した体験談をお送りしています。
①導入編 ②見学編 に続き、今回は③入園準備編!
正直ダメ元でしたがなんとなんと第一希望の園に入れることになったのです。
実際のスケジュールと、説明会や準備物について思い出して記録します。
もくじ
まさかの「支給認定」でもまだまだ終わらない!
面接へ
12月の上旬に区役所に願書を提出して待つこと1ヶ月半…
区役所からの封筒がポストに入っていた時は誇張じゃなく少し手が震えました。
開いた紙の真ん中に書いてあったのは「支給認定決定」の文字!
リコ
ダンナさん
そう、「支給認定」をもらうだけでは終わりません。
1月末のこの段階では「保育園を利用することができると認定された」だけの状態。まだどの園に通うことになるかも決まっていないのです。
(ここで「待機」となると、願書に記入した条件で空きが出るのを待つことになります)
リコ
ダンナさん
リコ
我が家の場合は第一希望の施設(A園)で面接となっていましたが、結果として集団保育が難しいと判断されれば保育施設の利用自体が否認される可能性があると書かれていました。そんなんビビりますでしょ。
この面接は「集団生活への適性」や「子供の普段の様子」、「これまでの予防接種記録」「検診の記録」「配慮が必要な既往歴やアレルギー」などを見るもののようで、母子手帳の記録をじっくり確認されました。
幼稚園の面接のように子供に質問したり何かをさせたりということは、この園の場合ありませんでした。会場内で遊ばせている様子を保育士さんが見ながら、親は面接担当者と話をします。
出産での利用だったので、慣らし期間中、産後の入院中・産褥期にそれぞれ誰がメインの送迎をするのかや、ダンナさんが送迎するときの時間帯を聞かれました。
第1希望園から内定!
そしてドキドキしたまま特にできることもなく3週間が過ぎ2月も末。
区役所からの手紙には「内定」の文字が…!
「入所承諾書」と3月中旬の「説明会のお知らせ」も同封されていました。
リコ
その晩はダンナさんにちょっといいアイスを買ってきてもらいお祝いしました。なんせ妊娠後期は息してるだけで体重が増えますからね、ささやかにね。
ちなみに、利用が決まった保育施設を辞退して二次利用調整を受けることもできるようです。
年度内の利用調整は優先度が下がります、と下線が引かれており、いかに沢山の保育園利用希望者がいるのかが伺えますよね。贅沢言うなということよね…
説明会までできることがない
通園バッグ、タオルやおしぼり、着替えの記名…
入園準備ってとにかくやることが多そうなイメージですよね。
でも、何がどれだけ必要で、記名や品物選びにどんな規定があるのか、見学の時に聞いた内容だけではさすがにわかりません。
焦って用意して買い直し、なんてことも避けたい。
ツイッターでは認可外も含めいろいろな園の準備品の話が聞こえてきます。
- 市販品で対応できないサイズの袋物を要求されて手作り
- 持ち物のどこに記名するのか細かく規定がある
- 用意する着替えにも安全性や着替えさせやすさの配慮から規定がある
- ビニール袋一枚一枚に名前を書く
などなど。ひえぇ。
A園は細かいサイズの指定も手作りの指定もないことは確認済みでしたが、見切り発車で余計なものを買いこまないようにグッと我慢でした。
いざ説明会へ!急ピッチで入園準備
説明会は3月の中旬、平日です。
子連れで3人で行くか、どちらかがみーちゃんと留守番して…という選択肢もあったのですが、
- 持ち物の準備と慣らし期間の送迎は主に私がやる
- 出産後(最低でも1ヶ月)の送迎や呼び出し対応はダンナさんがやる
ということを考え、有給をとってもらい3人で参加しました。
周りは主に子供同伴のママのみ参加、次いでパパ・ママのどちらかのみ参加、夫婦で参加していたのは我が家だけ。
泣き出した子や遊びたがる子は別室で先生が見てくれることになっており、せっかくだからとお願いしました。
リコ
みーちゃん
リコ
説明会の内容
- 園の理念
- 保育時間と日課
- 安全面や衛生面、登園禁止や投薬、お迎え要請
- 給食の内容と食育目標
- 諸経費
- 年間行事予定
- 延長保育の仕組みと申込
- 駐車場の利用申込
- 災害共済の加入
- 入園式の案内
- 準備物品の案内
これを約1時間半で説明していたのでかなり駆け足でしたね。
後半になると次々と泣き出した赤ちゃんが隣の部屋にドナドナされていきました。
やっと出揃った準備物品リスト
- おしぼり(25cm角程度)1日3枚
- タオルエプロン 1日1枚
- 濡れたおしぼり持ち帰り用の袋
- コップ・コップ入れ
- うんち交換用タオル 2枚程度
- 箱入りビニール袋 箱ごと
- 大きめレジ袋
- おむつ・おしりふき
- 着替え 上下3組ほど常備
- 体拭き用のフェイスタオル 2枚常備
- 上靴
- パジャマ・パジャマ袋
- カバー付き布団上下(枕不要)
- 通園バッグ
細かい規定はなし!
名前は見やすいところに大きくついていればどこでもよし!
服もサイズが合っていて動きやすければなんでもよし!
リコ
参考にしてください〜と、実際に在園児さんの持ち物も見せてもらいました。
(下の子が説明会に来ていたので、保護者さんには承諾を得ていましたよ)
実際の持ち物の様子を見ると、「暗黙のルール」のようなものはなく本当に自由なんだなということが感じられ、なんだか安心しました。
帰宅して直ぐに家中のタオルを集め、おしぼり用やエプロン用に分類!
実家からも死蔵品のタオルを山ほどもらっておいたのでなんとか買い足しなしで間に合います。
ミシンの助けを借りて、パジャマ袋とコップ袋だけはみーちゃんの好きな柄で作りました。
お昼寝布団と上履きだけは新しく購入。
園グッズの準備には合計5,000円程度。
着替えは実母がリサイクルショップで調達してくれた100〜300円程のトップス10枚くらいと、ユニクロのレギンスを3本、肌着を6枚ほどプラスしてこちらも5,000円弱。
とにかく4ヶ月だけなので保育料以外のお金はなるべくかけずに…と意識して準備しました。
退園はもったいない…けど、それぞれに事情がある
帰りがけに不意打ちで、年輩の園長先生から声をかけられました。
園長
園長
リコ
それもわかってるわい。
家計簿記事をご覧頂いている方には(恥ずかしながら)丸わかりだと思いますがが、我が家はけっして余裕のある家計ではありません。
仕事したい。お金欲しい。
ですが育休復帰などで戻る職場がある場合と違い、ゼロから乳飲み子を抱えて求職することになります。
下の子の預け先も、同じところに通えるかどうかわかりません。実際A園の0歳児クラスはもう定員です。
未満児を2人預けて、保育園をはしごして…となれば、保育料や交通費だけでおそらくお給料はかるく飛んでしまうでしょう。
出費がかさんで「一体なんのために働いているのか」とこぼすママさんの声も聞きます。そこには「キャリアの継続」という大事な意味があるんですけども。
「それでも働くしかない場合だってある、あなたのは甘えだ」と言われたらそれまでかもしれません。
でも我が家はあーでもないこーでもないと議論を続けて「2人目が幼稚園に入るまでは専業主婦で自宅保育」という道を選びました。
園長先生はおそらく「知らなかったら損をする!」という善意で言ってくれたのでしょう。
実際、きっかけがなんであれ入園できたのは非常にラッキーなことで、競争率を考えたら本当に「もったいない」のです。
出産育児界隈では本当に、こういう各家庭のデリケートなところに気軽に踏み込む悪習がありますよね。
結婚したら「子供はまだ?」
生まれたら「母乳?」「二人目は?」「一人っ子じゃかわいそう」
預けて働けば「こんなに小さいのに預けるなんて」
専業で育てていれば「働いて経済回さないと」
どの家庭も、それぞれの理由や悩み抜いた選択があって今の状況にあるのだと私は思います。
時々ずけずけとこういう問題に踏み込んでくる他人に何か言い返したくなる事もあるのですが、最近はぐっと飲み込んでこう言うだけにしています。
リコ
ちょっと愚痴っぽくなりましたが、次回はラスト④園生活編!
専業主婦家庭で出産を理由に保育園利用した話④園生活編これまでのお話
専業主婦家庭で出産を理由に保育園利用した話①導入編 専業主婦家庭で出産を理由に保育園利用した話②見学編
≫イラスト付きの記事はこちら≪
[…] ③入園準備編 […]